Day by Day

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2018年に南CAから千葉に移住。

ちょうど良い田舎

LAにいる頃、NHK Worldオンラインでベネシアさんの番組を観て古民家暮らしに憧れました。「多少の不便は克服出来るさ~」と帰国後に住む家も古民家を探してました。

田舎に移住して古民家暮らしをしてる方のブログなども読みまくり、夢は膨らむばかり。でも古い家を自分達で直しながら住むと言うのはお金と体力が必要です。30代、40代なら良いけど年金待ちのリタイア夫婦には現実的ではありません。

山の中で周りにあまり家が無いところはスーパーも病院も遠い。クルマを運転できるうちは良いけど今から15年、20年経ったらどうしましょう?「里山」と呼ばれるエリアは冬はとても寒くなるようで、南CAの暖かさに慣れた身には厳しそうです。

若い頃のようにしょっちゅうではなくても友達には気軽に会いたいし、親戚や兄弟も遠いよりは近い方が何かあっても安心…そんな事を考えながらリストから「里山」「古民家」が消えて、

  • ローンを組まずに買える価格
  • 最低限のリフォームで住めること
  • ちょうど良い田舎
  • 暖かい

この4点に絞って再探索。4-5軒候補に挙がったのは千葉と茨城でしたが、そのうち2-3軒を内見した結果、千葉に落ち着きました。

海は近いけど津波の心配はしなくても良い距離だし、東京まで電車・バスどちらでも1時間ちょいで行けるのは有り難い。

田舎なので古くからの住民の方たちに嫌われたらどうしましょ、とかちょっとだけ心配もしたのだけど、幸い、ウチのエリアはご近所のほとんどが県外からの移住組。田んぼの向こう側は昔からの農家さんが多くて移住者はあまり歓迎されないと聞いて、ほんのちょっとの差でこちら側に住めたのはラッキーだったかなと。

趣味で畑をやってるお向かいさんは夏の間、キュウリや茄子をそれは毎日のように持ってきてくれました。先日はお仲間に入れてもらった犬散歩グループの方が手作りのおはぎを分けてくれました。70歳以上の方が多いけれど、散歩で会えば必ず「こんにちは」と声をかけてくれたり、全然知らない人なのに「今取れたから持ってく?」ってミカンくれたり。ありがたいことです。

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家の南側が空き地になっていて、そこに(この家の)前の持ち主が植えた梅の木がきれいに咲きました。水仙スノードロップがたくさん咲いているのでカットして切り花にしています。秋には柿や栗も生ります。全部タダ。

これから長く住む家。我が家の小さい庭にゆっくりいろんな花やハーブを植えていきます。「べネシアさんのハーブ暮らし」でたくさんヒントを見つけましたよ。

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