Wax Wrap

使い始めた理由はプラスチックごみを減らしたいから、ではなく、アメリカのラップがとにかく使えないシロモノだったからです。食器にくっつかないどころか、箱から出すのに切れないんです。プラスチックラップというよりはただのビニールのようで、びろーんっと伸びるばかりで箱のカッターでも切れない。スライドカッター付きになって少しはマシになったけど、それでも日本のラップと比べたら雲泥の差です。GLADなどのブランド品でも$1ショップのものでも同じくらい使えない。無駄になるばかりで役に立たないものを買いたくないので自作ラップを使うことにした次第。

蜜蝋に松脂やホホバオイルを混ぜて作る方法もあるようですが、私は蜜蝋のみで作りました。最初は布に蜜蝋(ビーズ状）を撒いてオーブンに入れる方法でやったけど、火のそばを離れられないし、出してすぐ干さなくてはならないので、たれたロウがあちこちに飛ぶし…それで湯煎した蜜蝋を刷毛で塗る方法にしました。

柄違いの端切れが何枚かセットで売られてたのを買って、糊を落とすのに一度洗いました。大きな皿で型を取って丸く切り、新聞などの上にクッキングシートを敷いて布を置き、溶かしたロウを刷毛で塗ります。すぐ乾き始めるので洗濯ばさみでつまんでそのまんまバスルームや庭に持っていって干すだけ。ずぼら・不器用な私でも簡単に出来ました。

汚れたら水でさっと流して布巾で拭けばまた何度も使えるのは無駄がなくてありがたい。熱いものには使えないけど、サラダが乾かないように被せたり、使いかけの野菜を包んだり、便利に使ってます。